未来の社会の　あり方のために

何が　必要でしょうか

どんな土台を　造っていきましょうか

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
社会の構造や　仕組みが

大きく変わりつつある　今

従来ではなく　未来に向かって

どんな勇気を　もてばよいのでしょうか
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
これほど　

悪のリアリティに　鈍感になっている

時代は　ないかもしれず

もはや　自分の中の悪を

意識しなければ　立ち行かず

悪であることから　仕切り直さなければ

自己認識には　至らず

外に　無関係のようにある　悪をも

自分自身の問題として　受け止めなければ

世界は　成りゆかず
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
人間の自我は　

可能性としては　神と通じるものであっても

現実の自我のあり様は　あまりに情けなく

そして　なんと　弱虫なんだろうか
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
一人ひとりは　

善でもなく　悪でもないとはいえ

他者との関係ができると　悪が立つ

そこにこそ　善を立たせなければならないのに
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
自我心を置いて　臨む　勇気を　慈しみを
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ああ　身を捨ててこそ　浮かぶ瀬もあれ　と