地球が　公転しているように

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
たった今　真実であることも

後になると　真実でなくなる

たった今　正しくないことが

数瞬後には　正しくなるかもしれない

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
世界は　生きている

地球が　自転しているように

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
人類全員の　合わせた　それよりも

優れた知性を持った　生き物のように

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
たしかに　あの時　その出来事

傷つき　血も流れ　失ったもの

もう二度と　戻らないこともある

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
でも　そのことのために　その後の人生を

ずっと　苦しまなければならない？

自分のしたことでないのに　自分の人生を

棒に振ってしまうのは　真実だろうか？

その後も毎日　傷つき　失い続けてきた？
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
絶えず　真実は　流れ続けている　というのに

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ずっと　他を責め続け　自分を裁き続け

許さないことを　どこかで覚え

許さないように　自分を癖づけ

許さないことで　自分を否定してきた
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
心のウソに侵される前　子どもの頃は

あんなにも　たやすく　許せたのに

子どもは　移り変わる真実と共に

生きているから　仲直りできたのに
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
忘れろ　手放せとは　言わない

ただ　日々　移り変わる　真実を

受け入れてやってほしい
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
思考の嘘　心の毒を　信じるのをやめて

今　生きていること　今ある真実を

受け入れてやってほしい
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
それが　許し　なのだ
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
自分を癒すために　自分を慈しむように

自分を許すとき　自己受容が始まり

自己愛が　育まれていく
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
誰かを　罰することも　裁くことも

自分の言い訳も　事件の正当化も要らない

病は　心の中にしかなく　それは

もはや　生きたものではないのだから
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
自分を愛し　大切にするということは

今　目の前の真実　心の情動を選ぶこと　

生き生きとした自分を選んで　生きること
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

さあ　本当の自分に　還ろう