考えないほうがいい

本物の理想とか　こうあるべきとか

考えないほうがいい
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
人のもつ正しさは

よき考え　よき理想に　出会って

移り変わっていくのだから
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
それを　正しさの進化という
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
誰かと共に　生きていくとき

それぞれの正しさを　持ち寄って

何かを一緒に　決めていくとき
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
それを忘れて　つまらないプライドで

凝り固まり　共通の目的も忘れて

戦い　傷つけあい　互いに孤立して

こんなはずじゃなかったと

人生も　正しさも　退化させてしまう

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
揺れ動く　正しさで　生きるより

いつも変わらぬ　正しい姿勢で

生きていこう
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
誰かと共に　生きていくとき

それぞれの正しさを　持ち寄って

何かを一緒に　決めていくとき
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
それぞれの正しさを超えて

それぞれの正しさを包み込んだ

新しい正しさを　みんなの正しさを

考え出していこう
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
それを　正しさの深化という
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そのために　個人は

共同体をもって　暮らしている

そのために　世界は

ネットでつながり　学んでいる

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
それぞれに　旗を持つ者よ

その高貴な誇りは　旗にあるのではない

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
旗を持つ　君の　その熱い手　

持ち続ける　君の　その動かない腕

前を向いた　そのまっすぐな

君の姿勢に　誇りは　宿るのだから