人が想いを込めたものからしか　伝わらない

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
情報は　想いの抜け殻です

その奥にある想念は　感覚を通して

浸み込んできます

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ですから　目の前の声やリズム

色や形　呼吸や動きなどの感覚から

受ける人の感覚に響き　伝わって

心や魂に　刻まれていくのです

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そして　その想念や感覚の基になった

大いなるものへの　畏怖と畏敬の念こそが

人を通して　人から人へと　伝わって

受け継がれていきます

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
それを　イデアといってもよいのでしょう

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
文化・芸術・学問・研究など　あらゆる表現は

言葉であっても　言葉ではありません

言葉にならない　想いの何かを伝えるもの

受け取っては　じっと抱え続けていく

心の強さ　魂の深さを　

お互いに共有して　腑に落としていくこと

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
それこそが　

伝えることで　教えることで

学ぶことで　働くことで

楽しむこと　悲しむことでもあると

思えてならないのです