心の目で　地球を見ていた

心の目で　人たちを見ていた
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
生まれてきたら

体の目で　地球を感じるようになって

体の目で　人たちを知るようになった
　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
大きくなるにつれて

体の目ばかりで　見ることが多くなって

心の目は　だんだんと　閉じてきた
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そのほうが　楽なことは　わかったけれど

ちっとも　楽しくないことも　わかった

体の目は　私を賢くさせてくれるけど

ちっとも　心は大きくならない
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

心が寝てしまう　そのとき

体の目ではなく　心の目でないと

寄り添えない　癒せない人に出会うのです
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

でも　慰められたのは　私でした

相手の心のなかへ　入り込んでいくと

私の心の目が　開いていくのです
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

私は　生まれ変わったように

心の目で　地球を　人たちを

また　見られるように　治りました
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

もう　決して　心を眠らせたくない

そう　新しく　生きていくのです