星のまなざし

ブログ : 関口 シュン ASTERIUM通信
★12の月からのSabian Image★ 8/16 00:18~【上弦ノ月】

★12の月からのSabian Image★ 8/16 00:18~【上弦ノ月】

★12の月からのSabian Image★
 8/16 00:18~【上弦ノ月】◎♌23°-☽♏23°

 <一人の男の話を聴くために山を降りてくる群衆>
                                   

かつて 仏陀は言った

「私を信じるな」

その後の 多くの思想家 宗教家も

「私を言ったことを 疑うように」と
                                 

また 彼らは 尋ねられても 答えない

神が そうであるように

例え話 比喩 メタファーを用いるだけだ
                              

賢人たちは 何のために

人々に向かって 発言 諭しているのか
                      
それは 自分で考えることを 促すためだ
                                

わからないことがあったら すぐに 答えを見る

それは 意味のないこと

導き手の言うとおりに 考えもせず 信じればいい

それも 意味のないこと
                               

人の言うことを 信じるのではなく

その教え 導き 解釈 行為を 受け止めて

自分で考え 自分なりの行為に 移すことを

促しているのだ
                          

思えば 教えや法だけでなく

私たちが 遭遇する 出来事 出逢いも

楽しいこと 辛いこと 好き嫌いなことも

すべてが 自分の 直観と共に 考えることの

きっかけ ヒント 呼びかけとして 立ち現れている
                                 

そして 正解の考え あるべき行動ではなく

人や知識人の言うこと 世間で 吹聴されること

国家が言うことなど あれこれを 問いとして

自分で観じ 考え 自分で試して 迷い

行動しては やり直していくこと 
                      

かつて 仏陀は言った

「自分を灯りとし 法を灯りとせよ」

その後の 多くの思想家 宗教家も

「まず 自分自身を頼ること そして

 教えを頼りに その自分を 照らすこと」と