星のまなざし

ブログ : 関口 シュン ASTERIUM通信
★12の月からのSabian Image★17/10/2023 16:54~【2ノ月】

★12の月からのSabian Image★17/10/2023 16:54~【2ノ月】

★12の月からのSabian Image★
 17/10/2023 16:54~【2ノ月】◎♎23°-☽♏23°

 <一人の男の話に耳を傾けるために山を下りてくる群衆>
                           
                   
現代の 私たちの多くは

相手の何かが 自分の意に添わないと

即座に怯え 不安に動揺しつつも

相手のその何かを 上から目線で

浅はかに考え ネガティブな評価して
                           
              
意に添うと 即座に 安心して

やはり 上から目線は 変わらずに

浅はかに ポジティブに評価して
                           
             
どちらにしろ 相手に

誠実な関心を 持てずに

否定や肯定を 繰り返している
                        
                
こんな 自分本位な 共感や反感で

他者にアプローチし つながろうとしても

真のコミューンには ならないだろう
                        
       
創るべき 未来の 善き社会は

その人の言動に 囚われることなく

内に潜む その人の孤独や痛みに

関心をもつことでは なかろうか
                      
                   
他者の欠点や過ちを 非難するのではなく

客観的に 関心をもち続け
                        
          
相手の足りなさを 未熟とは思わず

誠実な関心を もち続け
                          
           
人間ゆえに 愚かながらも 尊いことに

生き生きとした関心を 持ち続けること
                            
         
なのに 自分は

自分に夢中に なり過ぎなのでしょうか

自分本位な関心ばかり だからでしょうか
                           
          
自分自身に 入り込み過ぎることによって

他からの自己承認ばかりを 求め過ぎて

かえって 自分の魂が わからなくなって

しまっているのでしょうか
                             
            
他人の欠点にしか 眼を向けず

不寛容であっては 自分が

わからなくなるものなのでしょうか
                       
                       
そして パウロは 声を聴いた
                             
 
 “ 汝自身を識れ “ 
                     
              
 他者を 通してこそ
 
 真の自己を 知りなさい

 他の魂に 顧慮してこそ

 自らの魂を 識りなさい
                         
                     
自己本位な 浅はかでない

さりとて 悪しき忖度 迎合ではなく

相手の魂への配慮 おもんばかり

お互いに お互いの魂に 気を配り

真の自己認識に 至ること
                             
               
「もはや 私ではなく 

 私の中の キリストが生きる」
                        
                   
パウロは そう 書き留めた