この地球に　その人生の分だけ

滞在している　旅人だから

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
貴賤上下の区別なく

どんな仕事であれ　役割であれ

その職分や　役づとめを　大事にして

生きることが　旅の仕事

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
貴賤上下の区別なく

一皮むけば　みな同じ人間

神仏の前では　ただの人だからと

ともに生き合う　旅の途中

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
数十年の時間しか　生きられなくても

この世を生きる　光を受けられたと

それが　私の誇り　私の気位
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
この世の光を　浴びるということは

私を私あらしめている　真の世界と

響き合うこと

この世界で　このコスモスで

生きていることを　実感すること

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
この世の光を　浴びていることだけを

誇りに思って　気位を高くして

目の前の職分　役を　果たしながら

旅を　続けて　道半ば