与えることが　できるのは　歓びなり

何ももってない人　

何も出来ない人は　一人もいない

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ずっと　外から　与えられてきたんだ

内には　十分に　必ずあるものなんだ
　

それは　人と同じではなく

君にだけ　あるもの　

君こそが　育ててきたもの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ただし　与えられていることに

感謝もなく　自分を飾るために

与えるのなら　その光は

他を空しくさせ　人は離れていく
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

また　与えられている以上を望むのなら

その光は暗く　自らを毒するだろう
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

東から西へと　周っていく太陽のように
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

自然に　他者や何かのために

自分を　使っていく　在りかたを
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

一人にならず　ネットワークを結び

互いに　与え合う　生きかたを
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

目指すために　人は　誰でも

ずっと　与えられてきているんだ