星のまなざし

ブログ : 関口 シュン ASTERIUM通信
★12の月からのSabian Image★10/10 09:40~【下弦ノ月】

★12の月からのSabian Image★10/10 09:40~【下弦ノ月】

★12の月からのSabian Image★
 10/10 09:40~【下弦ノ月】◎♎17°₋☽♋17°
 
 <雛のために土を掻く雌鶏>
 
 
生まれて まだ 小さい頃は
 
受け取ってばかりの 人生でしたが
 
次第に 大きくなるに連れ
 
ある時期が 訪れた頃には
 
受け取ったものを 自分の外に
 
返していく人生に なりました
 
 
では 与える側になったとき
 
与えられるものは 
 
受け取った そのものでしょうか
 
どうやら そうではないらしいのです
 
 
あらかじめ ここに生まれてくる前に
 
刻印してくる個性 というものがあって
 
まだ 小さい頃に 受け取ったものは
 
その個性を使って 時間と経験のなかで
 
自分らしく じっくり 作り変えて
 
やがて 外へと 与えていけるものになる
 
というのです
 
 
もちろん 受け取りたくないものも
 
あったに違いありませんが
 
それですら 自分の人生経験のなかで
 
土壌や海中の生物 地球の浄化力のように
 
悪しきものを 善きものへと 作り変えて
 
ここまで生きてきたのではないでしょうか
 
 
そうでないと
 
暴力は 暴力のままに
 
悲しみは 悲しみのままに
 
ただ 連鎖 循環してしまいますから
 
 
この宇宙自然には 作用反作用に見られる
 
循環エネルギーが 仕組まれているので
 
受け取るままに しておけないようです
 
どうしても 外へ 流したくなるのです
 
それが 成長であり 進化につながります
 
 
個人に限らず 民族や人類 全生物でも
 
その土地文化 思考や感情 全時代でも
 
 
衣食住という 変わらぬ生活の繰り返し
 
その循環の中で 私たちは 静かに 淡々と 
 
受け取ったものを 自分らしく 作り変えて
 
外世界へ 流して 与え返していきます 
 
 
どれほど 外世界が 醜く 災禍に塗れていても
 
一人ひとりは そのまま 受け取るがままにせず
 
刻印してきた 個性によって 
 
どうぞ 善きものに 作り変えて欲しいのです 
 
 
それこそが 大いなるものを 受け取り
 
また 返していく 愛のおこない
 
責任とも 言えるのではないでしょうか