★12の月からのSabian Image★
3/08 19:14~【11ノ月】◎18°-☽18°
<大きな買い物袋を持った5歳ぐらいの子ども>
大人は
子どもに 見上げられるためにいます
子どもは 大人たちを通して
世界を どう 美しく感じているか
人生は どのように 生きるものなのか
良心とは どんなものか などを
憧れをもって 体験したいのです
ですから
大人が言っていることは 聞いていません
大人から言われる理屈は わかりません
その大人が 語るに至った実体験を
ただ 感じているだけです
自分事のように 楽しんでいるのです
そして その実体験から どんな気持ちを
沸き立たせたか 考えたか 行為したのか
尊敬して 見上げてみたいのです
そういう大人に 付き従ってみたいのです
こうして
子どもは この地球に
足を着けて 生きることを 学ぶのです
いつしか
自分の足で歩き 自分の頭で考え
自分なりの体験が 身に着いてくると
大人の 共にいる役割は 終わります
いえ もう そこから 大人は
この時代 この地に 共に生きる 仲間
友人 同志として 居ればよく
そして やがて 子どもは 大人になり
その体験を 子どもに 見せていくのです
同じように
生徒にとって 先生たちも
新人にとって 先輩たちも
ビギナーにとって ベテランも
年下にとって 先人たちも
生者にとって 故人たちも
純粋な想いから 自然に
望まれていく者たち
需められる者たちは
指導者ではなく 司祭であれ
需める者たちの 需め
その聖なるものを 祝福する 司祭であれ