【魂の12感覚について】
このひと月の「12の月からのSabian Image」では、ルドルフ・シュタイナーの12感覚論と組み合わせて書いてみるという実験をしていました。
(蟹座だけはこのひと月、太陽と月が30度の倍角をとらなかったので書けませんでした)
そのおかげで12サインと12感覚を馴染ませた理解が深まりました。
*
とはいえ、12サインが単体で成り立たないのは周知のことで、12感覚も単体では成り立たない構造をもっています。
当然ですが、何座生まれであっても人間は12感覚全部使って生きているわけですから。
中でもわかりやすいのは、やはり対向サイン:対向感覚ですね。これは僕の心理占星術講座で「12サイン深層心理」を語る「対向サインとセット」で考える仕組みと同じです。
面白いのは、当サインの感覚よりも対向サインの感覚のほうが、より分かりやすく使われている気がしてならないところ。
それはシュタイナーが、12感覚論を牡羊座から語り始めるのではなく、対向の天秤座:触覚から始めることと関係がありそうです。
対向サインのセット例のひとつ。
山羊座:平衡感覚は蟹座:聴覚の三半規管なくしては成り立たず、蟹座:聴覚が音の霊性を聴くために耳を澄ますには、身体が外界を消して自身で立っていなとならないから…というわけです。だからこそ、蟹座も山羊座も場を必要とする…的な。。
牡羊座:自我感覚 ⇔ 天秤座:触覚
牡牛座:思考感覚 ⇔ 蠍 座:生命感覚
双子座:言語感覚 ⇔ 射手座:運動感覚
蟹 座:聴覚 ⇔ 山羊座:平衡感覚
獅子座:熱感覚 ⇔ 水瓶座:嗅覚
乙女座:視覚 ⇔ 魚 座:味覚
*
そのほか、牡羊座:自我感覚をもって牡牛座:思考感覚となり、双子座:言語感覚が育つというような仕組みもあります。
*
ともあれ、「身体に備わった12感覚とは、魂の感受体であり表現メディア」であることを、わかりやすく、構造的にお伝えするための「星のまなざしセミナー」(占星術を知らなくても楽しめる一般向けセミナー)で企画していきます。
夏~秋あたりになると思いますが、それまで告知をお待ちください。
“脳で処理する情報よりも、感性で聴く魂の声を”