<心理占星術の学びとは> ②
ホロスコープの主役は何と言っても惑星Planetで、私たちの「心と行動のエネルギー」を司る源。
しかし、これら鉱物的物質の球状惑星と考えるのではなく、地球を取り巻く10種類の意味ある霊的エネルギーをもったレイヤー(層)と考えます。
すると、地球と地球上に生きるものたちは、すべからく惑星エネルギーに包まれ育まれていることがわかります。
実際に目で見える惑星は、宇宙の作用反作用力がそのレイヤーの特異点に働いて物質的に目で見えるようになったものと言われます。
そのおかげで、各惑星が12サインという空間特性を拾い込む時期がわかるのでとても便利であり、アスペクトと呼ばれる回路で結ばれる惑星アレンジメントもわかりやすくなっています。
惑星軌道は各レイヤーの周縁になります。
ともあれ、私たち人間は地球とともに、惑星という名の10種類の霊的レイヤーに包まれ育まれているという感覚が、心理占星術で学べます。
また、惑星の並び順は、私たちの人生の成長も象徴することは有名ですが、このレイヤーというイメージを使うと、より納得感が得られるのではないかと思っています。
※多くは「月・水星・金星…」という並びが使われていますが、それは過去に取り違えられたせいであり、真の意味でオカルト的な「月・金星・水星…」という並びに戻して使っています。
そして、20年以上それを検証確認してきましたが、精神科学的にも体験的にも、これが確かだと思っています。
地球はもとより、太陽系惑星は偶然の産物ではなく、霊的意味も心理的意味にも重要な必然として在ります。
そして、18世紀末より新たな次元より加わった天王星、海王星、冥王星も、人類深化のために使えるスピリチュアルパワーの源として必然的に発見されたと考えています。
このように、心理占星術を学ぶことは、占星術の単なる知識、情報、技術を知る以上に、「私たちはどう生きるのか」を一人ひとりに合わせて、教え伝えてくれるものなのです。
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東京20期心理占星術講座:基礎編(全10回)
2023年9月16日(土)12~17時半より隔週土曜でスタート。