星のまなざし

ブログ : 関口 シュン ASTERIUM通信
★12の月からのSabian Image★ 26/08/2024 18:26~【下弦ノ月】

★12の月からのSabian Image★ 26/08/2024 18:26~【下弦ノ月】

★12の月からのSabian Image★
 26/08/2024 18:26~【下弦ノ月】◎♍3°-☽♊

 <ヒイラギとヤドリギ>
                            
                              
心は

その子どもに 固有にはたらく というより

周りの人との 共感的なつながり

他の人々との 相互的なかかわり という

響動性をはらんだ はたらきで 機能し

対人関係のダイナミズムで 生起してゆくんだよ
                                
                                                      
心は

その子ども 個人だけでは 成り立たない

外世界なくしては 育ちもしないさ
                              
                      
時代や社会性 家族や地域の文化風土

環境のあり方しだいで 精神は

多様なバリエーションで 発達してゆく
                                 
                       
もちろん 定型発達はあっても

正常発達など 決してないさ
                                
                  
子どもの仕事は

身体の成長と 同時に

まわりの世界を より広く 深く知り

知るだけでなく

その世界と より広く 深くかかわることなんだ
                                 
                 

もちろん 子どもは 白紙なんかで

決して 生まれ来やしないさ

                                    
                   
感受性 感覚性 反応性 活動性など

多様な資質を たずさえ 生まれてきて

自ら選んできた 周りの世界との

相互関係 適応しながら

その社会の平均人に 向かってゆくんだ
                            
                 
でも もちろん

平均人なんて 決して いるものか
                                  
                       
だからね

周りから 護られている感覚や

生きる世界への安心感が

身体内に しっかと根づいて
                            
                        
養育者や 周りの人々の

あたたかい 想い入れから

「すでに 心をもった人」として

扱われることによって
                                   
             
子どもは 「心を生きる存在」へと

起ち上ってゆくんだよ