<主な内容>・今、世界が作ろうとしている壁、壊そうとしている壁とは、
・私たちが守るべき人間の尊厳とは、侵してはならない自他の境界線とは
・私たちが支える発達共感とは、違いを受け入れ包容(インクルーシブ)できる社会とは
そんなことをテーマに、2018年後半を眺めていきます。
個人の欲得や団体の利権のために、他者を犠牲にして、人間の尊厳を脅かし、聖域を犯すことなど不快極まる迷惑行為や犯罪行為をハラスメントと言い、またの名を虐待、いじめ、独裁ともいう。
日常にける男女間、家族間、師弟関係等にかかわらず、国内外の政治や経済でも顕著となり、いとも容易く、良識・モラルの壁を破壊しては、過去から遺産も、未来への希望も餌食にして利欲を満たしている「行為とその責任」とは。
<社会占星術から眺める>
社会占星術:Mundane Astrologyとは、太陽系の天体サイクルと世界情勢の相関関係を観ていくものです。同じように、人の心で起こっていることも、ことの大小は問わず、天体サイクルと世界の潮流とは無縁ではありません。
●2017年末より土星がイングレスした山羊座では、当事者が行ったこと、言ったこと、書いたことにたいする事実の証明、説明責任を求めています。
土星は当事者のその権限に見合う分だけの誠意ある説明責任を果たさせ、代償を払わせます。
●山羊座には2008年より冥王星が滞在していて、言動責任、説明責任をとらない者へはその信頼と敬意を失墜させ、その者や団体の隠された事実を暴露し、極度の罰を与えます。
さらに、縁故主義、大企業優遇政策は、多くの国民力を弱体化させ、競争の刷新や個人事業のチャンスを蝕み、貧困の拡大と生存の危機を助長させていきます。
なぜなら山羊座の輝ける光は、「高潔であり、誠意誠実さを誇り」とするからです。 だからこそ、山羊座の象徴する仕事には、官僚、役人、公務員といった、国民の税金の取り扱いシステムを担当する分野がある。大きくは三権分立という「国民に選ばれし者が万が一間違いを犯した場合」のリスクを最小限抑えるシステムまでもち、国会議員の政治哲学をシステム化する一方で、「ならぬものはならん!」という圧倒的に国民の側に立ったセーフティネットでもあるはずだからです。
●そして、その文脈で星を読むなら、魚座の海王星は、そうした罪人たちに告白と懺悔を需め、禊と浄化をおこなうべく、屈辱を味合わせる。
●一方の牡牛座の天王星は、不動サインゆえに今年は予兆だけに留めるかもしれないが、不況経済、銀行の信頼問題、そしてあらゆる「食」について、具体的でショッキングな気づきを今後8年間に渡って繰り広げる。牡牛座の象徴は、食=身体という地球価値の育成。
さて、この天王星の在する牡牛座と、木星の在する蠍座の共通点は、「領域、領分」なのです。
【東京開催】
◆2018年7月21日
【仙台開催】
◆2018年9月2日