<心理占星術へのいざない> ④
【ホロスコープから見出すこと】
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その人の生まれた瞬間の太陽系の惑星環境を記したものをホロスコープと呼びます。
占星術では、そのホロスコープからその人の持って生まれた資質を読むことが中心になりますが、その人の家系や育成環境、教育・文化環境のなかで、「その資質がどう育ち、使われてきたのか」もお聴きしないと、現在のその人の在り様はなかなかわからないものです。
つまり、「人の資質は学習・成長して変容する:メタモルフォーゼ」をまなざしをもつことで、BeingからDoingへと導けると考えているからです。
そこで、私の心理占星術シリーズの「基礎編」「未来予想編」「リーディング編」「セッション編」「応用編」のすべてを貫く理念に「メタモルフォーゼ:魂の願いへ」があります。
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その基本をお伝えしておきます。
【ホロスコープから見出すこと】
・今はまだ、一人ひとりの中にまどろんでいて、確かな形としては見えない“やわらかな資質”に働きかけて、それを見守り育てていくこと。
・未熟さや不足を抱えている自分自身でも、その中にはまだ現れていない“可能性”を見つけていくこと。
・どれほどの闇の中にあっても、その闇に隠されている“光の種子”を見出して、芽吹かせること、育てること。
・「目に映る現実はカオス」という、もうひとつの視点をもって、二見に依らず、無記へと至ること。
・人生で起こったこと、すべてを条件として引き受け、そこから人生を創造できる力を準備している現在を見つめること。
・眠っている、いまだ見ぬ自分から、魂の後悔を踏み台にとして魂の願いへと生きる自分に目覚めること。
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※7月28日現在、受講登録者3名
【東京で初開催! 平日金曜の心理占星術の学び】
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2022年9月2日(金)10~15時から隔週で始まる、