<案内文>
2017年の後半は、10月に蠍座サインに移る天空の木星をメッセンジャーとして捉えて、12月には、山羊座サインに移動し3年間滞在する土星をディレクターとして、今年後半から始まる世界の大きな変容について考えてみます。
今すでに世界各地で起こっているパラダイムシフトの転換のなかで、今回はとくに蠍座サインの象徴である「心の変容:メタモルフォーゼ」を主に取り上げます。
この地上に蔓延している人間の悪または悪意は、一人ひとりの心の中でどのように生成されるのでしょうか。しかし、それを悪と感じるには、善なるイメージがないと判断できないのですが、ファウスト博士のような悪意と善意の葛藤の繰り返しもあります。
ここで考えたいのは、悪は善なる思いから生まれてくるということです。「宇宙自然と共に生きていこう」「すべての人たちと支え合いながら暮らしていきたい」という内と外を合一し、高次に生きようとする力や、成長成熟していく際に必要な変容願望や変容能力が、間違った仕方で適応され、不正な力で強引に行使されたものが悪というものではないでしょうか。
ブッダ言うところの「煩悩即菩提」、人はみな菩薩心を持っていてボーディ・サットヴァ(菩薩)を目指そうとするが、身体快苦から生まれる「今だけ、自分だけ、金だけ」というエゴイズム、煩悩の強力な威力に振り回されたものと言ってもよいでしょう。
悪にも善にも転んでしまう私たちの心の変容能力、脱皮を繰り返し深化成熟していくプロセスで、守護天使の如き「良心」がどのように立ち現われ、「たとえどれほど遠く厳しい道のりでも光に向かって行こう」と共感エネルギーは湧いてくるものなのでしょうか。
今回のセミナーでは、個人の心から世界の心まで見渡しながら、「世界良心」の在処を探っていこうと思います。
関口シュン
※占星術を学んでなくても楽しめます。
【仙台開催】
日時 2017年8月20日
【東京開催】
◆日時 2017年8月26日
【盛岡開催】
◆日時 2017年9月27日
【山形開催】
◆日時 2017年10月1日