星のまなざし

【冬至~クリスマスの頃】
                               
地球は、宇宙の中で呼吸しています。

星々や太陽など宇宙の諸力を地球の心魂に吸い込み、また広がり戻していきます。

これが一年という、太陽との関係で作られる地球のリズムとなっていて、その呼吸は「四季の始まりと祝祭の頃」に切り替わります
                                                      

     
◆秋分~ミカエル祭◆

宇宙にまで広がっていた地球の心魂を、地球へと戻し始める時期で、天へと伸びていた力が大地へ向き戻り始めます。
結実のとき。
                                 
◆冬至~キリスト生誕祭◆

地球の心魂は完全に内部に留まっていますが、吐き出す息のように、また宇宙へと拡がり始める時がこの頃です。
萌芽のとき。
                               
◆春分~復活祭◆

地球から宇宙へと拡がっていく地球の心魂は、この頃に太陽と力と結びついて、地球大地に生きるものは太陽を見上げ、天へと伸びていきます。
芽生えのとき。
                             
◆夏至~ヨハネ祭◆
地球は息を吐ききっていて、心魂全体が宇宙空間に帰依しています。地球大地には太陽の力、星々の力が輝いています。地球自然に生きるすべてのものたちが多様な色彩を放っています。
生長のとき。
                                                               
このリズムやサイクルは地球と太陽との関係で作られるもので、身体や心については月の力の作用なので、別のリズムとサイクルをもっています。

ですので、太陽から得られた四季の体験という栄養が、月の司る身体・心という空間で育まれ成長することを考えると、この「四季のタイミング~祝祭の日」すぐ後の新月・満月空間は身体生理や個人感情にとても重要だということがわかります。
                                
この後の新月は12月26日14:12頃、
満月は1月11日04:42頃。

占星術をご存じの方はこのときのホロスコープを作ってみると、いろいろな気づきが得られることでしょう。
                                    
それでは、キリスト衝動ともいえる地球心魂が、
内から拡がり始める祝祭の日々をどうぞお楽しみください。
                                                                                                                                                
Waldorf Advent Spiral Calendar